どうせ生きるなら

かわいい顔に生まれたかった。

小学校高学年くらいに、自分はかわいくないんだと気付いた。

それがこの性格を作り上げてしまった原点だと思う。学級委員やピアノの伴奏をしたり、自作の漫画を友達に見せて楽しく笑っていたこの時までが、私の人生のピーク。

そこからアラフォーの今に至るまで、劣等感の塊だ。

モイスポイント

中学校時代は思春期ニキビ。オロナインをつけすぎてテカテカに光って友達に笑われた。

高校時代は一重が気になりアイプチデビュー。化粧も初めて覚えた。

せめて肌だけでも綺麗なら。どこかひとつでも自信持てるところがあったら、思いっきり笑えるのに。

25歳を過ぎるとほうれい線が出てきた。骨格状と肌質の問題もあるからしかたないと今はわかるけど、当時はショックだった。周りの友達はまだまだハリがあるのに。

自然光で鏡を見るのが本当に嫌だった。友達にも会いたくなかった。

35歳を超えた今は、たるみが加速してほうれい線以外にもシワがたくさんある。

でも、20代の頃よりは、年齢もおばさんだから気が楽だ。もちろん、同世代の友達よりは老けているが。皮膚が、薄くて柔らかいのだと思う。そう思うことにしている。笑うと、くしゃくしゃシワシワだるだるになるタイプである。

イボやシミなど、大人だからこそお金で解決したこともある。

今は整形も珍しいことではない。お金があれば、だいたいのことが解決できる。

外見の劣等感は、性格が変わるほど女性にとっては大事なことだと思う。

でも、どんなに努力しても直らないときもある。生まれ持っての体質があるから

。悲しいけど、仕方がない部分もある。そう思えるまでに時間がかかったが、これからは、思いっきり笑って生きたいと思う。自信があろうとなかろうと、笑ったって笑わなくたって、老いていくのだから。